孤独感はだれもが感じるもの。
誰も分かってくれない・・・・・
一人で戦っている気がする・・・・
と、孤独に苦しんでいる人はあなただけではありません。
全体性（ワンネス）を経験したライトワーカーでさえ、孤独に悩まされることはあります。
ただ、ライトワーカーの孤独感は、少し特殊なものです。
この記事では、ライトワーカーが感じる孤独感の正体についてまとめました。
目次
孤独感は3つの段階がある
最初に、孤独感が生じる原因について書きたいと思います。
「孤独」と一言で言っても、人間が感じる孤独には、大まかに３つの段階があります。
- 集団意識レベルでの孤独
- エゴレベルでの孤独
- 魂レベルでの孤独
です。
それぞれどんなものなのか、説明していきますね。
集団意識レベルでの孤独
まず、集団意識レベルでの孤独感について。
これは、あなたがどこに所属しているか？そして、そこに属している状況に満足しているか？といった、自分がいる環境や状況に関するものです。
人間なら誰でも、何らかのカテゴリーやグループ、団体、コミュニティなどに属しています。
例えば私は「日本人」というカテゴリーに属していて、「石井家」という家族の一員であり、従業員として会社に属していて、住んでいるところの自治会のメンバーにもなっています。あとは、趣味で通っているヨガスタジオにも会員として所属しています。
あなたも何かしらそういったカテゴリーやコミュニティに属していて、あなたの中には「そこに所属している」という感覚、つまり、「ここが私の居場所」という感覚があるはずです。
そして、何らかの原因でその所属感がなくなったとき、あなたは孤独を感じる可能性があります。
たとえば、仕事を辞めた時とか、離婚した時、引っ越しした時、子供が自立して家を出て行った時などは、今まで所属していたコミュニティが無くなる、もしくは変化するので、孤独感を感じやすくなります。
あと、人の中にいるときに「なんだか居心地わるいなぁ」と感じたことはありませんか？
そのしっくりこない感覚は、「そこに所属しきれていない」というサインです。
無理してその場に居続けると孤独感が生まれます。
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エゴレベルでの孤独
所属しているコミュニティに満足していれば孤独感とは無縁！グッバイ、ロンリネス！
というわけにはいきません。
残念ながら、孤独感には次の段階があります。
それが、エゴレベルでの孤独です。
たいていの人間は、自我や個性が強まると、「所属しているコミュニティ」から意識が離れてきます。
この段階で、「自分らしさ」や「個性」を表現できずに本来の自分自身を抑圧されることによっても、孤独感は生まれるのです。
たとえば、女らしく振舞えとか、みんなと同じようにやれとか、世間の常識や価値観を押し付けられることってありますよね。
そうやって世間や周囲の人間から理不尽な期待をされるだけでも孤独を感じる原因となるのに、さらに、その期待に応えようと無理やり頑張ることによって、ますます孤独感が強まることになります。
このエゴレベルの孤独は、3つの段階のなかでもっとも強烈です。
死にたくなるほどの孤独感にさいなまれる人もいます。
なぜなら、この段階は、グループに属しているという感覚が失われているのに、「全体」とのつながりも確立していない、宙ぶらりんな状態だからです。
魂レベルでの孤独
エゴレベルでの孤独感は、自分と「全体」との繋がりに気づいたときに消滅します。
自分と周りの全てはつながっていること、そして、すべてが一つであること(ワンネス)に気づいたときに孤独感は終了するのです。
ライトワーカーはこの段階にいます。
あなたがライトワーカーなら、自分が「全体」の一部であることを知っていて、起きることすべてを「全体」の視点から感じることができるはずです。
もしくは、一度でもそういう経験をしたことがあると思います。
ライトワーカーは、「自分はけっして独りぼっちにはなれない」ということを経験で知っているので、自分の内側から生じる孤独感を超越しているのです。
ただ、それでも。
一般的な孤独感を超越しているライトワーカーなのに、
「でも、私は孤独感を感じるよ？」
という人は多いんですね。
なぜライトワーカーなのに、孤独を感じるのか？
それは、魂レベルに問題があるからです。
ライトワーカーが孤独を感じる２つの理由
一般的な孤独感を超越しているライトワーカーでも孤独を感じることは、あります。
ライトワーカーが孤独を感じるのは、魂レベルに問題があり、おおむね以下の２つが原因となっています。
人の孤独感を背負っている
ライトワーカーは、生まれながらに非常に敏感な性質をしています。
生まれつき敏感な性質で、共感力がとても高いがゆえに、他人の孤独感を自分のことのように感じてしまう傾向があります。
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そう。
ライトワーカーが感じる孤独感の多くは本人のものではなく、他の人の感情である可能性が高いのです。
多くのライトワーカーは、子供の時に両親の孤独感を自分のものとして引き受け始め、成長するにつれて周囲の人々の孤独感も背負いだします。
たとえば、「両親や子供などの面倒をみなければいけない」などと、自分以外の誰かに責任を感じて、自分自身のやりたいことをやらず、喜びや楽しみをあきらめて生きている場合。
それは、両親や子供の孤独感を背負っていて、ライトワーカーとして自分の魂がやりたいことに制限をかけている状態です。
魂がやりたいことができない、やるべき使命が果たせない、ということはライトワーカーにとっては致命的。かなり生きるのが辛いと思います。
他人の感情を引き受けてしまうのは、ライトワーカーが無意識のうちにやっていることなので、「人の重荷を背負う必要はない」と自分で気づかない限り、孤独感は無くなりません。
「自分は変わっている」ということを自分で認めていない
「大勢の人に囲まれているときに孤独を感じる」というライトワーカーも多いと思います。
一人でいるときや自然の中でゆったりと過ごしているときは孤独を感じないのに、人と一緒にいるときに孤独を感じるんですね。
これはライトワーカーあるあるで、めずらしいことではありません。
周りの価値観に引きずられて、「全体」から外れてしまっている状態なんです。
人と一緒にいるのに孤独を感じるのは、本当の自分自身を出せないからです。
「社会に溶け込み、社会人として常識的な行動をしなければならない。」
「人と違っている自分はダメだ。」
そう思い込んでいるのではないですか？
そうやって他の人と同じであろうとするほど、孤独感は強まります。
本当に多くのライトワーカーが、無理して必死に人とつながろうとし、他の人たちの同じようにふるまおうとして、その結果、自分の魂の在り方を否定することになって苦しんでいます。
自分は人と違っている。だから孤独だ。
そうじゃないんです。
人と違う自分を、自分が認めていないから孤独なのです。
あなたはライトワーカーです。
変人なんです。
そのことを自分で受け入れたときのみ、あなたは「全体」と調和します。つまり、繋がっている感覚が戻ってきて、孤独感が消滅します。
終わりに
ライトワーカーとして、あなたは孤独を感じるために生まれてきたのではありません。
あなたは、他の人の孤独を和らげるためにここにいるということを思い出してください。
あなたは、他の人の重荷を背負う必要はないし（たとえ家族でも！）、他の人のようになる必要もありません。
ライトワーカーだからこそできる方法で人と関わり、人を助けていきましょう。
ライトワーカーは生まれながらのヒーラーなのだから、人と「魂」でコミュニケーションすることができるはず。
たとえば、人の話に耳を傾け、彼らが本当は何を求めているのかを察知することができるのは、あなたがライトワーカーだからです。
無理せずあなたらしく生きていくことが、あなた自身と周囲の人々だけでなく、世界全体にも癒しをもたらすことになると思います。
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