「攻撃的な人」というのは、暴力を振るったり暴言を吐いたりする人だけではありません。
中には、こそこそと分かりにくい「陰湿なやり方」で相手を痛めつけようとする人もいて、そういう人の方が数として多いかもしれません。
でも、その攻撃は巧妙に計算されているので、周囲の人はその攻撃性に気付きにくいのです。
実際に攻撃されている人でさえ、自分自身が攻撃されていることに気付かないこともあります。
目次
攻撃的な人の特徴
直接的な攻撃ではなく、他者には分かりにくいやり方でジワジワと痛めつけてくる攻撃から身を守るにはどうすれば良いのでしょう?
まずは、攻撃してくる人の特徴を知っておきましょう。
相手に罪悪感を抱かせるのが上手い
攻撃的な人は、相手に罪悪感を抱かせる天才です。
相手のちょっとした間違いや過失を必要以上に責めたてたり、事あるごとに過去のことを持ちだしたり、すべての責任を押し付けたりして心理的に相手を追い詰め、「自分が悪かった」と思わせることで、自分が優位に立とうとするのです。
攻撃的な人はたいがい、口がうまく、嘘つきで、正論のように聞こえることを並べ立てます。
損得勘定を働かせて、自分が不利にならないように計算高く行動する抜け目のなさもあります。
攻撃的な人に真面目に関わっていると、たいていの人は罪悪感を感じて精神的に落ち込み、意欲や自信がなくなってしまいます。
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人を疲れさせる
他人が攻撃されていることはすぐに気付いても、自分が攻撃されていることにはなかなか気づきにくいことがあります。
自分自身が壊れる前に、攻撃的な人を見極めなければいけません。
ここで、攻撃的な人を見分ける簡単な方法をお教えしましょう。
誰かと一緒にいる時、「疲れを感じるかどうか」を判断基準にするのです。
しばらく一緒に過ごして、自分らしくいられなくなる感覚や、エネルギーが奪われて枯渇する感覚があれば、その人は要注意人物。
「その人は何かおかしいのかも?」と疑ってみた方が良いです。
くれぐれも、過労や体調のせいにして攻撃的な人を見過ごすことのないようにしてくださいね。
自分の非を決して認めない
攻撃的な人は、何かトラブルがあると、相手に「悪いのは自分だ」と思い込ませ、自分の非を決して認めません。
「一般的にはこうなのに、なぜあなたは○○なんだ」
「あなたが○○していれば、こんなことにならなかった」
「もっと注意すべきだったんじゃない?」
などと、巧妙な言い回しで相手を責め、相手がなにか反論すると、うまく論点をすり替えたり、言葉の揚げ足をとったりして、自分にとって都合の良いように話をもっていきます。
相手にすべての罪を着せ、挙句の果てに「君のために厳しいことを言っているんだよ」などとほざくこともあるでしょう。
そうやって相手に罪悪感を抱かせて、反撃させないようにすることを狙っているのです。
自分に自信がない
「小さい犬ほどよく吠える」と言いますが、人間も同じ。
器が小さくて自分に自信がない人ほど、他人を攻撃します。
自分に自信がないから、人を過小評価したり、価値を認めなかったりして、弱い自分自身を守ろうとするんです。
「相手を認めない」という方法で攻撃をする人もいます。
そういう人は、自分より価値がある人間や、自分以上にちゃんと考えている人間の存在を認めようせず、相手の話をまったく聴かなかったり、時にはさげすむようなまなざしを向けたり無視したりして、相手の価値観や要求をいっさい考慮しません。
自己愛の塊のような人間なので、悪いのは常に自分以外の誰かで、自分は被害者なのだという印象を周囲に与えます。
それも、大元をたどればすべて「自分自身にたいする自信の無さ」が原因です。
自分に自信があれば、自分の間違いや失敗も素直に認められるはずですよね。
やましさや、後ろめたさがある
攻撃的な人はもともと小心者で臆病なので、実は心の奥底でやましさや後ろめたさを感じています。
自分がやましさや後ろめたさを感じたくないから、それを相手に投影して攻撃してくるんです。
例えば、「おまえは思いやりがない冷たい人間だ」と言って攻撃してくる人は、「自分は思いやりがなくて冷たい人間だ」という自意識があり、その事実を認めたくないから、相手を攻撃することで自分が罪悪感にさらされないようにしているんです。
要は、自分が悪者になりたくないんです。
他人の価値をおとしめれば、自分の価値観やライフルタイルに疑問を感じずに済みますからね。
恩着せがましい
攻撃的な人は、自分がやったことを相手に「恩着せがましく」分からせようとしてきます。
言葉で言わず、態度で暗に脅してきます。
「これだけやってあげたんだから・・・」「断るなんてできないよね」などという無言の圧力が、雰囲気やオーラからにじみ出ています。
プレゼントを贈って、相手に恩義があるように感じさせてプレッシャーを与えるのも、攻撃的な人がよく使う手段です。
それはすべて、相手を自分の思い通りにしようとする攻撃性からきています。
「君のために・・・」「愛しているから・・・・」などの言い回しをする人も、相手を支配したい、自分の思い通りにしたいという攻撃性を持っていることが多いので注意してください。
攻撃的な人のターゲットになりやすい人
- 思いやりがある人
- あまり自己主張せず、おとなしい人
- 「自分が犠牲になっても他人を不愉快にさせたくない」と思う人
- 他人に依存しやすい人(経済的に依存している人)
- 「困っている人を助けたい」と思う人
そう。
優しい人や、何かあると「自分がいけなかったのではないか?」と内省するタイプが攻撃的な人のターゲットになりやすいです。
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自分の行ないを省みること、反省できることは、人間として素晴らしい資質なんですが、反面、内省がいきすぎると罪悪感を抱くことにも繋がり、攻撃的な人の格好の獲物になってしまうわけです。
攻撃的な人のターゲットになった時の症状や反応
- 急に気力がなくなって、疲労を感じる
- 罪悪感にさいなまれたり、不信感がつのったりする
- 急に自信がなくなる
- その人に反論や反撃しても無駄だと思う
- 気分が落ち込む
- 「その人の考えを変えさせるのはできない」と思う
- その人がいると体調が悪くなったり、ストレスを感じる
- その人がいると重苦しい雰囲気になる
- 無力感に苛まれ、自分で考えるのが怖くなる
- 自分の選択に自信が持てなくなる
- その人が自分に何を望んでいるのかばかり気にするようになる
当てはまる数が多いほど、その人は攻撃的な人だと疑ってみて。
攻撃的な人から身を守る方法
避ける
攻撃的な人から傷つけられると、「やり返したい」と思うのも無理はありません。
が、復讐はおすすめしません。
関係がさらに悪化して、さらなる報復を受ける危険もあるし、やり返したところで攻撃的な人の人格が変わるとは思えませんから。
攻撃性はモラハラと同じで、その人の ”人格” なので、本人が「変わりたい」と切望しない限り変わらないものです。
だから、「やり込めたい」「勝ちたい」「復讐したい」という気持ちは捨てて、できるだけ関わらないようにし、一刻も早く攻撃的な人の支配から抜け出すことを最優先してくださいね。
精神的に相手よりも上に立つ
攻撃的な人の本質は、臆病者で弱虫。
その視点から相手を見るようにすると、攻撃されてもある程度スルーできるのではないでしょうか。
攻撃的な人のことを、「精神的に成熟していない子供」だと見なす。
理不尽なふるまいも、劣等感や不安感、恐怖を抱いているからだと考える。
そうすれば少しは怒りが収まる・・・かもしれませんね。
毅然とした態度
攻撃的な人が、あの手この手で攻撃を仕掛けてくるときは、きちんとした話し合いはできないと考えた方が賢明です。
自分の言動が常に正しいと思い込み、過ちや間違いを認めることを頑として拒否するような人と、対等に話をすることなんてできませんから。
理屈や論理が得意な人だと、「お互いに助け合うべきだ」などと正論や一般論のようなことを言うかもしれませんが、相手の感情を無視した正論なんて ”人を傷つける刃” であり、”攻撃” です。
攻撃的な人のふるまいや言葉をじっと観察してください。
そして、悪意ある挑発には一切応じない方が良いです。
相手の挑発に乗ってしまうと、攻撃がエスカレートして暴力沙汰になる危険もあります。
こうした手口に乗せられないためには、
「あなたがそう思う根拠はなんですか?」
「なぜ私がそうしなければならないのですか?」
など、毅然とした態度で、重要な論点だけを訊くようにします。
時にはやり返す
こちらが沈黙していると、攻撃的な人はさらにひどい攻撃をしてくることがあります。
「抵抗も反撃もしないのは弱くて怖がっているからだ」と思い込み、平気で傷つけてくるのです。
その場合、こちらがやり返す姿勢を示すと、途端に逃げていくことが多いです。
攻撃的な人は内心ビクビクしている小心者なので、自分より強い人間を避けようとするからです。
こちらに非がないことを公衆の面前で言い返すなど、タイミングを見て反撃してみてください。
さて、攻撃的な人に対処する方法をいくつかご紹介しましたがいかがでしょうか。
もし立ち向かうことが困難な場合は、1人で抱え込まずに誰かに相談してくださいね。
電話占いで相談するのも、1つの解決策です。
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