目次
トラウマとは
トラウマとは、ストレスによって心にキズが付くことをいいます。
身体に負うキズは、血が出たりアザになったりして見た目で分かるけれど、心のキズは
見た目には現れません。
けれど、見た目に現われないからといって、トラウマを無視して良いわけではありません。
トラウマは、怒りや不安感、無感情、孤独感、他人への不信感など、感情的あるいは心理的な症状として現れ、私たちが幸せな人生を送ることを困難にするからです。
例えば、幼少期に母親から「デブ、ブス」と言われ続けたことがトラウマとなり人と親密な関係を築くことができず、40年の人生で一度も恋愛をしたことのなかった女性が、トラウマを克服したらすぐに素敵な男性とめぐり逢って結婚することになった、
なんて話は、スピリチュアル業界でよく聞きます。
このように ”トラウマは、辛い人生を180度変えるほどの影響がある” ことを考えると、身体に負ったキズと同じくらい、心のキズも癒す必要がありますよね。
トラウマによる心の痛みを乗り越えるには、時間がかかることもありますが、決して回復しないキズではありません。
自分でトラウマ克服法をやったり、あるいは人のサポートを受けたりすることで、回復スピードは速まります。
トラウマの症状 一例
- 重度の恐怖、不安、うつ病に苦しんでいる
- (精神的な理由で)家事や仕事に支障がある
- 悪夢、またはフラッシュバックを経験する
- 他人と親しい関係を築けない
- 無感情になり、孤独感を味わう
- アルコールや薬物に依存する
トラウマの症状がひどい場合や、長期間続く場合の注意点

トラウマによる症状が長引くと、心的外傷後ストレス障害(PTSD )や、重度なうつ病を引き起こす可能性があります。
この記事では、自分でできるトラウマ克服法をご紹介しますが、何か月経っても症状が改善しない場合や症状がひどい場合は、病院に行くか、信頼できるセラピストに相談してください。
外に出るのが億劫な場合は、電話占いにも、カウンセリングの資格を持つセラピストが在籍しているので、家にいながら相談できます。
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今すぐできる! トラウマを克服する方法
トラウマを克服するには、まず「トラウマなんかに負けない!」という強い意志を持つことが大切です。
ここでは、トラウマを克服する方法を6つご紹介するので、参考にしてください。
トラウマの原因となった出来事の見方を変える

トラウマの症状は、脳に刻み込まれた辛い記憶によって引き起こされるもの。
簡単に言えば、トラウマの原因となっている出来事の記憶を消せば、トラウマの症状はなくなるでしょう。
でも、記憶を消すには、脳をいじって記憶喪失になるしか方法はなく、現在の医療では、記憶を消すことはできません。
そこで、記憶を消す代わりに、記憶に対する解釈を変える方法が一般的に使われています。
この方法は、「どんな悲惨な出来事も、見方によっては良い面もある」という哲学的な考えに基づいて、
記憶を「悪い思い出 → 良い思い出」へと変換させることでトラウマを克服するのです。
例えば、“子供のころに親に捨てられた” という出来事がトラウマとなっている場合、
“親に捨てられて辛かった、不安だった、悲しかった” というネガティブな思いを受け入れた上で、
“それでも立派に生きている自分は素晴らしい”
“おかげで、独立心が養われた”
“人の痛みが分かる人間になれた”
というような、ポジティブで楽になれる考え方をしていきます。
ただ、ネガティブからポジティブへと考え方を変えるには、一段階上のレベルから物事を見ることができる視野の広さと、成熟した精神が必要です。
自分1人では難しいと感じた場合は、セラピストに相談すると良いでしょう。
毎日少しでも運動する
トラウマは、体の自然なバランスを崩し、神経過敏症や不安症を引き起こします。
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神経を落ち着かせるために、運動をしましょう。
体を動かすと、アドレナリンとエンドルフィンという脳内物質が出て、神経システムを正常に保ちます。
毎日30分以上の運動を習慣にすると、トラウマの症状が和らぐはずです。
できるだけ孤独を避ける

トラウマに悩まされていると、人との接触を避けがちになるものですが、孤独はトラウマの症状を悪化させます。
気の合う人、あなたのことを受け入れてくれる人と、できるだけコミュニケーションをとるようにしてください。
その際に、トラウマについて話す必要はありません。
自然体で、誰かと一緒にいるだけでいいのです。
もし、そのような人が周りにいない場合、ボランティア活動に参加するのも、トラウマ克服に効果を発揮します。
「誰かを助けられる」「自分は役に立つ」という思いは、自己肯定感を育み、無力感を払拭できるからです。
健康的な生活をする
睡眠を充分にとるようにしましょう。
トラウマがあると不眠症になりがちですが、睡眠をとらないと感情のコントロールが難しくなり、トラウマの症状が悪化してしまいます。
できるだけ規則正しい生活をしてください。
アルコールは避け、食事のバランスにも気を配るとよいですね。
サーモンやクルミ、大豆、亜麻仁などに含まれる「オメガ3」を多く摂取すると、気分の落ち込みを防ぐことができます。
神経を落ち着かせる

自分自身を落ち着かせる方法を知っておくことも大切です。
深呼吸は、自律神経に作用して不安感や焦燥感をやわらげ、神経を落ち着かせる効果があります。
お気に入りのアロマを焚いたり、可愛らしい動物の写真を眺めたり、心地よい音楽を聴いたりなど、五感を使って自分自身を癒すことができる方法を見つけましょう。
瞑想やヨガも効果的です。
セラピーを受ける
自分の力だけではトラウマを克服できないと感じるなら、人に頼りましょう。
人に助けを求めるのは、恥ずかしいことではありません。
1人で悩んで、一度きりの人生をムダに過ごすのはもったいないじゃないですか?
あなたに合うセラピストを見つけて、相談してください。
ただ、トラウマの克服は、潜在意識に付いた傷を扱うため、経験豊富なセラピストを選ぶことが大切です。
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